人権の尊重と人的資本の充実
RESPECT FOR HUMAN RIGHTS AND HUMAN CAPITAL
すべての社員が働きやすく、
個人の力を発揮できる環境づくりを
- 事業・財務におけるリスク
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国内の人口減少にともなう、採用における競争力低下、採用数の減少会社への帰属意識低下による若年層の定着率低下
- 経済・社会関連の機会
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社員のスキルアップによる収益貢献ワークライフバランスを尊重した働きやすい職場の実現による、社員の士気・ロイヤリティの向上
取り組み方針
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多様な人財を確保
当社の理念、価値観にマッチする多様な人財を確保(新卒・中途、国籍・性別問わず)
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中途採用を強化
社員紹介制度、退職者再雇用制度などにより、中途採用を強化
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働きやすい環境づくり
お互いを尊重し安心して働き続けられる風土の醸成
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研修制度の充実
研修制度の充実により、社員の学ぶ機会を拡大
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マネジメント力を向上
若年層(1~5年次)意識調査の実施と人事アドバイザーの個別対応(訪問・ヒアリング)を通じて、マネジメント力を向上
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職場環境や各種制度を整備
仕事と家庭の両立支援など、職場環境や各種制度を整備
取り組み事例
外国籍社員の活躍推進をサポート
少子高齢化の加速により日本の労働人口は減少し、さらに働き手の高齢化などによって人手不足がますます深刻化しています。また、クルマの高性能化やお客さまニーズの多様化に対応し得る知識や技術、経験を持った人財が必要です。当社グループでは外国籍社員の採用・育成にも積極的に取り組み、2023年9月現在、82名の外国籍社員が在籍しています。外国籍社員に活躍してもらうためには、互いを尊重し、安心して働き続けられる風土を醸成することが必要です。そこで日産東京販売では、外国籍社員と日本人社員のそれぞれを対象としたダイバーシティ&インクルージョン研修を実施。
2023年度は、外国籍社員向けに「チャレンジプログラム【語学習得(日本語)編】」も実施しました。本プログラムでは「外部講師による日本語集合研修」「eラーニングによる6カ月間日本語学び放題」という2つのコースが用意され、本人の希望および職場の上司やメンバーからの推薦によって30名の外国籍社員が受講しました。日本語集合研修では、店舗での実際のお客さま対応を想定したロールプレイングを行いながら、日本語特有の「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の使い方やイントネーションなどを学びました。受講者からは「もっと日本語を学びたい」「以前と比べて日本語でのコミュニケーションが取りやすくなった」といったコメントが寄せられています。今後も外国籍社員の活躍の場を広げるため、マネジメント力向上や職場環境の改善を推進する仕組みを整えていきます。